浜松を中心とした静岡県でPCやスマホのトラブル解決・サポートをしているMIRAISEの金子です。
旅行やイベントで撮影した写真や動画を、その場で家族や友人に送りたいと思ったことはありませんか?
しかし、メールやLINEでは容量制限があったり画質が落ちたりするため、うまく共有できないことがあります。
そんな時に活用したいのが「AirDrop」です。
AirDropは、近くにいる相手(端末)に写真やビデオ、Webサイト、連絡先などを共有できる機能です。
BluetoothとWi-Fiを利用するため、約10m程度の範囲内であればモバイル回線を使用せずに高速なファイル転送が可能です。
また、画質を落とさずオリジナルの画質のまま送信できます。
そのためメールやLINEなどのチャットアプリを使うよりも、手軽に情報共有ができます。
iPhoneのほか、iPad、Mac間で、写真等のデータやファイルをやりとりすることが可能です。
<Androidスマートフォンをお使いの方へ>
AndroidではQuick Shareというファイル共有機能が利用できます。
また、一部の対応機種ではQuick ShareからiPhoneのAirDropへ直接ファイルを送信できるようになっています。
対応機種は順次拡大中です。
AirDropの対応端末
AirDropは、比較的iPhone・iPad・Macで利用できる機能です。
※古い機種や古いOSでは利用できない場合があります。
AirDropの設定方法
AirDropを使用するために以下の事前準備が必要となります。
※本記事ではiPhone12Pro(iOS26.6)を使用して確認を行っています
①Wi-FiとBluetoothを有効にする
AirDropを使用する前に、コントロールセンターを開き、BluetoothとWi-fiを有効にしておきます。(ホームボタンがない機種は画面右上を下にスワイプ、ホームボタンがある機種は画面下部を上にスワイプ)

②AirDropの受信設定を確認する
コントロールセンターのネットワーク設定のカードを長押しすると、AirDropのボタンが現れるので、
設定を「連絡先のみ」か「すべての人(10分間のみ)」に設定されていることを確認します。

「連絡先のみ」に設定した場合は、連絡先に登録されている人からしか認識されなくなるため、連絡先に登録されていない人にファイルを送りたい場合は「すべての人(10分間のみ)」を選択します。
※必要がない場合は「連絡先のみ」または「受信しない」に戻しておくと安心です。
③ NameDropを利用しない場合は設定を変更する
必要に応じて「デバイス同士を近づける」をOFFにします。
こちらをONにした状態だとiPhoneの上部を別のiPhoneの近くにかざすと、簡単にNameDropで番号を交換したり、写真の共有が可能になりますが、2台持ち等でiPhoneを重ねて置いたりすると意図せず反応してしまいます。
私は誤操作を防ぐため、OFFに設定しています。
OFFにするには「設定」→「AirDrop」→「デバイス同士を近づける」をOFFにします。


AirDropの使い方
は実際に、AirDropを使ってWebページを共有する方法をご紹介します。
※今回はWebページを共有していきます。
1.アプリから共有ボタンを選択
任意のアプリから(今回の場合はSafari)共有したいページを開き、下部の共有ボタンをタップします。

2.AirDrop ボタンを選択
AirDropを選択します。

3.送信したい相手を選択
送信できる相手の一覧が表示されるので、送りたい相手を選択します。
※相手が表示されない場合は、AirDropコードを利用して共有できる場合があります。

4.受信者の端末で「受け入れる」を選択する
受信側のiPhoneの上部にAirDrop受信の通知が表示されるので、「受け入れる」を選択することでWebページのURLが送信されます。

5.共有されたWebページが相手側の端末のSafariで開かれます。

<AirDrop(エアドロップ)の活用事例>
AirDropの活用法としては以下のケースがあります。
① 写真・動画
旅行やイベントで撮影した写真や動画を、画質を落とさずそのまま共有できます。
メールやチャットアプリでは送れない大容量の動画も、AirDropなら高速に送信できます。
②位置情報
位置情報は、自分の現在位置のほか、教えたい場所の位置も送信できます。
③連絡先
自分の連絡先や登録してある連絡先を送ることができます。
④Webページやアプリ(YouTube・Safariなど)
閲覧しているWebページや利用しているアプリを誰かにシェアすことができます。
⑤ PDFファイル
PDFファイルもAirDropで簡単に共有できます。
会議資料や契約書、説明書などを画質を落とさずそのまま送信できるため、ビジネスシーンでも便利です。
⑥ Pages
Pagesで作成した文書もAirDropで送信できます。
Apple製品同士なら、作成した資料をその場で共有することが可能です。
⑦ Numbers
Numbersで作成した表計算ファイルも送信できます。
家計簿や売上表などを手軽に共有したい場合に便利です。
⑧ Keynote
Keynoteで作成したプレゼンテーション資料もAirDropで送ることができます。
会議や学校の発表などで、MacやiPadへすばやく資料を共有したい時に役立ちます。
等に活用できます。
<AirDropが使えない時の対処法>
AirDropの送信側に送信先として自分(受信者)が表示されない場合は、以下の10個を確認してみて下さい。
① Wi-Fi・Bluetoothが両方ONになっているか?
Wi-FiとBluetooth、どちらかがOFFになっているとAirDrop上で送信相手が見つからないため、送ることができません。
②インターネット共有がOFFになっているか?
インターネット共有がONになっていると、AirDropは使えません。
インターネット共有設定は「設定」から変更できます。
③AirDropの受信先の設定を確認
受信側がAirDropの設定を「受信しない」に設定していると、データ送信はできません。
受信側の設定が「連絡先のみ」「すべての人(10分間のみ)」どちらかチェックが入っているかを確認してください。
連絡先に登録されてない可能性もありますので、その場合は、「すべての人(10分間のみ)」に設定をしてください。
④iCloudにサインインしているか
受信側、送信側ともに、iCloudにサインインしているか確認してみましょう。
iCloudにサインインしていないと使用できないのでこちらも「設定」から確認します。
自分のAppleIDが表示されていればOKです。
⑤デバイス同士の距離が遠い
デバイスはBluetoothが届く範囲にある必要があります。
デバイス同士の距離が遠いと、認識がうまくいかない場合があります。
できるだけ端末を近づけた状態で再度試してみてください。
⑥送信するデータが大きすぎないか
送信するデータが大きすぎると「待機中」の状態のままになることがあるので
その場合何回かに分けてデータを送信するようにして下さい。
⑦ 機内モードになっていないか
AirDropはBluetoothとWi-Fiを利用するため、機内モードがONになっていると正常に通信できない場合があります。
コントロールセンターを開き、機内モードがOFFになっていることを確認してください。
⑧ iOSが最新か確認する
古いiOSではAirDropの不具合が発生することがあります。
「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から最新バージョンへ更新できるか確認してみましょう。
⑨ VPNをOFFにして試す
VPNアプリを利用している場合は、通信の影響でAirDropが正常に動作しないことがあります。
一度VPNをOFFにして、改善するか確認してみてください。
⑩ iPhoneを再起動する
AirDropが正常に動作しない場合は、一時的な不具合が発生している可能性があります。
iPhoneを一度再起動してから、再度AirDropを試してみてください。
いかがでしたでしょうか?
AirDropを使えば、大容量の写真や動画も数秒で共有でき、画質も落ちません。
Apple製品同士で写真や動画、Webページなどを共有する機会が多い方は、ぜひ活用してみてください。

