各キャリアにて5G対応通信プランをご契約・利用されているみなさん、iPhoneのアンテナ表示が5Gだったのに4Gに切り替わったり、途中で通信が止まる・極端に遅くなる(通称パケ詰まり)、バッテリーの持ちが悪いという経験はありませんか?
そういった場合 5Gのへの接続をOFFにすることで改善されることがありますので今回はiPhoneにて5G接続をOFFにする方法をご紹介いたします。
2020年3月から各大手携帯キャリアが5G通信のサービスを開始し、徐々に接続エリアも広がってきておりますが、基本主要都市や駅・空港などスポット的な状況にとどまっているようで5G接続がそこまで浸透していないのが現状です。
<DOCOMO5G接続エリア>
※2022年8月22日時点データ
<au5G接続エリア>
※2022年7月時点データ
<SoftBank5G接続エリア>
※2022年7月末時点データ
<楽天モバイル 5G接続エリア>
※2022年7月19日時点のデータ
5Gの電波は電波の性質上4Gに比べて障害物の影響を受けやすいため、安定した高速通信ができる環境の構築にはまだ時間を要するようです。
※そもそも映像関係やゲーム等、大きな通信を必要としないコンテンツの利用が多い方にとっては、5Gと4Gの違いをあまり感じられないと思いますが。。。
<iPhone5G接続対応機種>
・iPhone15シリーズ
・iPhone14シリーズ
・iPhone13シリーズ
・iPhone12シリーズ
・iPhoneSE3
iPhone12以降のに発売された端末が5G対応機種となっており、基本5G接続がオンまたはオート設定になっております。
常時5Gの電波に接続できるエリアにいれば良いのですが、そうではない場合通信状態が悪くなったり、5Gの対応エリア外になってしまうと端末側で自動的に4Gの電波に通信を切り替えたり、5Gの電波を探そうと働いたりするので通信が止まったり(通称パケ止まり)バッテリー持ちが悪くなるケースがございます。
こういった場合、5GをOFFにすることで常時4Gの回線に接続する状態になるので、安定した通信接続並びに端末側で5Gの電波を探す無駄がなくなりバッテリーを節約することができます。
<5G接続をOFFにする方法>
「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」と進みます。
続いて「音声通話とデータ」→「4G」を選択します。
「音声通話とデータ」が「4G」表記となっていれば4G接続のみでの通信をします。
<補足>
通信設定の各項目の意味は以下のようになります。
5Gオン:5G接続エリア内にいる場合は常に5G接続する設定で、バッテリー消費が大きくなる可能性がある。
5Gオート:必要なときだけ5G通信をし、バッテリーの消費を節約する(通称スマートデータモード)
4G:5Gエリア内でも5Gには接続せずに4G通信を行う(接続が安定する)
また5G通信には、設定項目がもう一つあり
「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「データモード」では
アプリがデータ通信をどのように使用するのか設定できます。
基本「標準」でよいかと思いますが、
・5Gエリア地域での活動が多い方、
・データ無制限プランの加入者は
バッテリーの持ちが悪くなる可能性はありますが、「5Gでより多くのデータを許容」の設定にすれば5G接続の恩恵を受けることができると思います。
以上のように接続エリアや使用用途等、自分にあった通信モードでスマートフォンを快適にご利用いただければと思います。