浜松を中心とした静岡県でパソコンやスマホのトラブル解決・サポートをしているＭＩＲＡＩＳＥの金子です。
皆さんは常日頃、スマホで写真・動画等を撮られた際、その場にいる人や友人・ご家族に送って一緒に楽しまれているかと思います。
しかし、データを送受信する際、自分がPhoneで相手の端末がAndroid又はその逆のケースの場合、データの送受信に困ったことはないでしょうか？
iPhone同士であれば「AirDrop」
Android同士であれば「Nearby Share」
を使用すれば、wifi・Bluetoothを経由して端末間で写真・動画等のデータを送受信できますが、
残念ながらこれらの機能はiOS端末とAndroid端末間では使えません。
そのため、iPhoneとAndroidスマホ間でファイル共有する場合、LINEやメール・クラウドストレージ経由・USBケーブルを通してデータを転送するのが一般的になっております。
しかし、LINEで送付すると画質が落ちる・基本5分以上の動画は送れなかったり、
クラウドストレージだとアップロード後ダウンロードリンクを相手に教える必要が有り手間と時間がかかってしまいます。
そこで今回iPhoneとAndroidスマホの間でも利用できるファイル転送方法についてご紹介いたします。
「AirDrop」等と同様に、その場ですぐに通信・転送でき誰でも簡単に利用することができますので必見です。
iPhoneとAndroid間でファイル転送できるアプリ
サードパーティー製のアプリを使用すれば、iPhoneとAndroidスマホ間でも直接ファイルのやり取りができます。
データ送信のためだけにLINEで友だちになったり、メールアドレスを交換したりする必要はありません。
今回は無料でiPhoneとAndroidスマホ間で直接ファイルの転送が行える「sendAnywhere」というアプリをオススメします。
「sendAnywhere」とは・・・
「sendAnywhere」はiOS、Android以外にもWindows、MacOS等あらゆるデバイス間でファイルを交換できる無料のサービスです。
＜特徴＞
1.画像・動画もちろんのこと、書類、音声まで各種のファイルに対応
2.容量無制限 ※1回の送信では10GBの容量制限がありますが、何回かにわければ無制限です。
3.オリジナルサイズのまま送受信できる
4.会員登録不要
5.スマートフォンは専用アプリ、パソコンの場合、ブラウザから転送するのでインストール不要
6.6桁の数字（キーと呼ぶ）を入力または、QRコードを読み取りデータの転送を行う
これがSend Anywhereの大きな特徴となります。
「Send Anywhere」の使い方
まず、iPhone・Androidスマホの両方に「SendAnyｗhere」をインストールして下さい。
＜送信する側の操作＞※iPhoneで説明します。
1.「SendAnyｗhere」アプリを起動し、画面下の「送信」タブをタップ。
端末に保存されている写真や動画等が表示されたら送りたいファイルを一つずつまたは日付の画面右端にある「選択」をタップし、日付毎にまとめてファイルを選択。
2.送りたいファイルをすべて選択できたら、「送信」ボタンをタップ。
3.画面に6桁の数字とQRコードが表示されるので、この画面を共有相手に提示する
※数字とQRコードは10分間の有効期限があるので時間内にファイルの転送をして下さい。
＜受信する側の操作＞※Androidスマホで説明します。
1.「SendAnyｗhere」アプリを起動し、画面下の「受信」タブをタップ。
2.「キーを入力して下さい」欄に6桁のキーを入力する。
3.転送が始まり数十秒~数分でデータの受信が完了します。
＜ファイルの保存場所＞
＜iPhoneの場合＞
写真や動画は「写真アプリ」その他のファイルは「ファイル」アプリの「SendAnywhere」フォルダに保存されます。
＜Androidの場合＞
「Download」フォルダの「SendAnywhere」フォルダに保存されます。
写真や動画は「Googleフォト」の「SendAnywhere」アルバムからも表示可能です。
まとめ
以上 iPhoneとAndroidの間でデータ転送が簡単に行える「SendAnywhere」の紹介となります。
今までiPhoneとAndroid間のデータ転送で
・どうしたら良いかわからなかった
・クラウドやUSB経由で時間と手間をかけていた
・諦めてＬＩＮＥ等で転送したが画質が落ちていた
という方は、是非ご利用いただければと思います。