Apple Watchの充電ができない・100%にならない場合の対処法

浜松を中心とした静岡県でパソコンやスマホのトラブル解決・サポートをしているMIRAISEの金子です。

皆さんはApple Watchを充電している時にうまく充電ができなかったり、充電ができても100%にまで充電できない経験をしたことはないでしょうか?

今回はこのような状態になった時に何をしたら良いのかご紹介したいと思います。

Apple Watchが充電できない・100%にならない場合の対処法

Apple Watchが充電できない・100%にならない場合の対処法は6つあります。

<方法1>Apple Watchを再起動・強制再起動する

Apple Watchがフリーズしたり等一時的に不具合が生じると正常に充電ができない場合があります。

そのためApple Watchを再起動・強制再起動して正常に充電ができるかどうか確認する必要があります。

<再起動方法>


STEP1. Apple Watchの「サイドボタン」をスライダが表示されるまで長押し


STEP2. 右上の電源アイコンをタップ→電源ボタンのスライダーをスワイプして電源を切る

STEP3. 「サイドボタン」を長押ししてApple Watchの電源をいれます。


再起動ができたら充電ケーブルをを当てて充電ができるようになったか確認をします。

<強制再起動方法>


再起動を行っても充電できない場合やそもそも再起動できない場合は強制再起動を試します。

STEP1. Apple Watchの「サイドボタン」と「デジタルクラウン」を10秒以上長押しします。

STEP2.Appleのロゴが表示されたら、それぞれのボタンを離します。


再起動ができたら充電ケーブルを当てて充電ができるようになったか確認をします。

<方法2>バッテリーの最適化をOFFにする

Apple Watchのバッテリーの最適化がONになっていると100%までバッテリーが充電されない場合があります。

充電が75~80%程で止まってしまう場合は、バッテリーの最適化がONになっていることが考えられるので機能をOFFにします。

STEP1. Apple Watchの「設定」→「バッテリー」をタップ


STEP2.「バッテリーの状態」をタップ

STEP3.「バッテリーの充電の最適化」のスイッチを「オフ」にします。

バッテリーの最適化機能をOFFにできたらバッテリーを100%まで充電できるようになったか確認します。

<方法3>別の磁気充電ケーブル・電源アダプタに交換する



磁気充電ケーブルや電源アダプタに問題があるとApple Watchが充電できなかったり、充電が止まるケースがあります。

特にサードパーティ性の(特にMFI認証のない製品)磁気充電ケーブルを使用している場合に起こりやすいです。

純正ケーブル・純正電源アダプタ使用しても充電できない場合はケーブルが断線・電源アダプタが故障している可能性があるので別のケーブル・電源アダプタに交換して充電が可能か確認する必要があります。

MFI認証とは・・・

Made For iPhone/iPad/iPodの略のこと。

Apple社がiPhoneやiPad、iPod、Apple Watchに使える性能があると認めた製品のことで、MFi認証のない製品は使用できない場合があり、故障や発火のリスクもあるので基本的にApple純正又はMFI認証のある製品を使用が推奨されています。

<方法4>Apple Watchの保護ケースを取り外す


Apple Watchに取り付けている保護ケースにより充電がうまくできないケースがあります。

Apple Watchの保護ケースを取り外して正常に充電ができるか試します。

保護ケースを取り外した状態で充電できる場合は、おそらく保護ケースが磁気充電ケーブルに干渉して正しく接触していないことが考えられますのでこの場合は別の保護ケースを使用することを検討した方が良いかと思います。

<方法5> WatchOSを最新にアップデートする

古いWatchOSのバージョンの不具合で充電が正常にできないケースがあります。

※実際に過去にも古いバージョンのWatchOSでサードパーティー製の充電ケーブルを使用している際、充電が止まって再起動するまで充電が再開しないことがあったようです。

この場合WatchOSを最新のバージョンにアップデートして問題が解決するか試してみます。

STEP1. iPhoneの「Watch」アプリをタップ

STEP2.マイウォッチ→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」をタップ

STEP3.「ダウンロードとインストール」をタップするとアップデートのダウンロードが開始されます。

STEP4.iPhone又はApple Watchの「パスコード」を入力

STEP5.Apple Watchのアップデートが実行される

最新のアップデートが適用されたら磁気充電ケーブルを使用して正常に充電できるか確認をします。


<方法6> Apple Watchをリセットする


Apple Watchが何らかの不具合により、充電が正常にできないケースがあります。

その場合Apple Watchをリセット(初期状態)すると改善されることがあります。

<ご注意ください>

リセット(初期化)を実行するとApple Watchにあるすべてのデータ(アプリ含む)が削除されるのでリセットされる際はApple Watchのバックアップを必ずお取りください。

STEP1. iPhoneの「Watch」アプリをタップ

STEP2. マイウォッチ→「一般」→「リセット」をタップ

STEP3.「Apple Watchのコンテンツと設定を消去」をタップ

STEP4.確認画面が表示されるので、再度「すべてのコンテツと設定を消去」とタップすると初期化が実行されます。

Apple Watchがリセットされたら充電ケーブルで正常に充電ができるかどうか確認してください。


まとめ

Apple Watchが充電できない・100%にならない場合の対処法は

1.Apple Watchを再起動・強制再起動する

2.バッテリーの最適化をOFFにする

3.別の磁気充電ケーブル・電源アダプタに交換する

4.Apple Watchの保護ケースを取り外す

5.watchOSを最新にアップデートする

6.Apple Watchをリセットする

皆さんのお使いのApple Watchで充電ができない・100%にならない場合、是非これらの対処法を試してみてください。

もしこれらの方法を試しても改善されない場合、端末の自身の問題が疑われ、修理が必要になるケースがあります。

その際はAppleのサポートにご相談してみてください。