Lenovo ideaPad1 14amn7 PCのSSD交換&再セットアップ
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- ■ 対応日
- 2024.02.03
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- ■ お住まい
- 静岡県浜松市
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- ■ メーカー / OS
- Lenovo Windows11
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- ■ 対応機器
- ノートパソコン
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- ■ 作業時間
- 180分
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- ■ ご依頼内容
- ノートPC SSD交換&Windows再セットアップ
- ■ 原因・対応方法
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起動しているノートパソコンの画像をアイキャッチにする
浜松を中心とした静岡県でパソコンやスマホのトラブル解決・サポートをしているMIRAISEの金子です。
今回はいつもお世話になっているお客様からのSOSで、起動できなくなったパソコンの再セットアップを行いました。
<状況>
トラブルが発生したパソコンはLenovoのWindows11のノートPC(型番:ideaPad1 14amn7)
2022年発売の割りと最近のモデルですが、基本ネット検索や動画視聴でのみ使用しており、
電源を入れると下記のようにエラーメッセージが表示され「enter」を押しても起動できないとのことでした。<原因>
今回の原因としては、PC内臓のSSDがBitLockerというWindows標準のドライブ暗号化機能で暗号化されており、何らかの原因でWindowsのシステムが損傷しwindowsが起動不可となったものと推測。<BitLockerとは>
OSエディションがWindows 10 Pro以上のPCに標準搭載されているドライブ暗号化機能です。
起動用ドライブや固定ドライブであるHDD、SSDなどのデータを暗号化することでセキュリティを確保できます。
メディアが紛失、盗難などのアクシデントにみまわれても保存されていたデータが第三者に見られる可能性を抑えることがでますが、
他のPCにSSDやHDDを接続してデータを読み出そうとしても暗号化されているためそのままではデータの読み出しができません。(PCが壊れた場合も同様)暗号化を解除(復号)するための回復キーが設定しますが、この回復キーを忘れてしまうと暗号化の解除ができずデータのアクセスを行うことが基本不可能となります。
今回の場合、ユーザー様で特に設定した訳ではいため回復キーも不明。現状ではデータにアクセスすることもできない状態でした。
<作業内容>
作業内容としては以下の流れで行いました。1.Windowsのスタートアップ修復
→修復できず
2.PCからSSDを取り出して他のPCに接続
※赤枠が内蔵されているSSDとなります。
→取り出したSSDのシステムドラブがBitLockerで暗号化されていたことが発覚
※回復キーが不明のため内部データにアクセスできず
3.検証用SSDをLenovoのPCに取り付けWindowsのセットアップができるか確認
→Windows11のインストールが可能であった
4.新しい内蔵用SSDに3でインストールしたWindowsシステム毎クローンコピーを行う
→特に問題なく完了
交換用のSSDは以下のものを使用しました。
Crucial クルーシャル P2シリーズ 500GB 3D NAND NVMe PCIe M.2 SSD CT500P2SSD8
5.クローンコピーを作成したSSDをLenovoのPCに取り付けてWindowsの起動・動作を確認→無事起動を確認
ユーザー様にWindowsの起動と動作を確認して頂き作業を完了しました。
特に何かしたわけでもなく壊れてしまい、どうしたら良いか分からず新しいパソコンを購入するしかないと思っていたが無事使えるようになりとても助かったとのお言葉を頂きお力になれたことをとても嬉しく思います。今回はドライブが暗号化されていた珍しいケースでしたが、一部のメーカーPCには標準でドライブが暗号化されているケースもあるため十分注意が必要です。
※BitLockerが適用されていた場合Windowsが起動している状態であれば解除は可能です。またパソコン内蔵のSSDは特に何もしなくても突然壊れてしまう(通称:突然死)こともあるため
大事なデータが保存されている場合は必ず2重3重とバックアップをお取りいただくことをおすすめします。Miraiseでは今回のような
・トラブル対応
・HDDが壊れても取り替えるだけで同じ環境、データで運用できるクローンハードディスクの作成
※(クローンコピー作成以後のデータは含まれないので予めご了承下さい)
・壊れたパソコンの再セットアップ等の相談を承っておりますのでお困りの際はお気軽にご相談下さい。